こんにちは!Tomoです。
3/18(月)22時よりTBSで放送される【クレイジージャーニー】にてプロスカイダイバーの久保安宏さんが特集されます!
番組内では娘さんと共に、世界でも危険なスポーツとして認識されている〈ベースジャンプ〉に挑戦している様子が紹介されます。
そんな危険なスポーツにチャレンジする久保安宏さんとはどんな人なのでしょうか?
①スカイダイビングとは?
②ベースジャンプってなに?
③2つの違いは?
といった疑問にお答えしていきますのでご興味ある方はぜひご覧ください(^^)
もくじ
久保安宏とは?
プロフィール
- 年齢:1962年生まれ(62歳)
- 出身地:東京都青梅市
- 娘:久保杏香(ベースジャンパー)
- プロスカイダイバー兼カメラマン
- 【スカイダイビング博物館】にアジア人として初の世界殿堂入り
- 始めたきっかけ:横田基地が近くにあり、20歳のときアメリカパラシュート部隊を見て興奮した
→かっこよくてモテると思った
スカイダイビングとは?
飛ぶ高さはどれくらい?
通常約4000メートルから飛び、空中でパフォーマンスをする
日本で一番高い山『富士山』の山頂が3776mということから考えても、とてつもない高さだということわかります。
さらに、この高さから動いている飛行機のドアを開けてそこから飛ぶわけですから、多くの人の感覚としては足がすくんでしまうのではないでしょうか?
私も夏に川に遊びに行った時に、「岩場から水の中にジャンプする遊び」をすることがありますが、そこで恐怖感を感じるのが水面から5mほど。
そう考えると空から飛ぶという感覚は実際にやってみないと全くわからないのだと思います。
まさに『百聞は一飛にしかず』という感じですね!
スピードはどれくらい?
横向き:時速200キロ 垂直:時速300キロ
こちらも速すぎてイマイチ実感がわかないですよね。
同じスピードで動くものを例に挙げてみましょう。
・時速200キロ:ハヤブサ
出典:https://www.miyazaki-city-zoo.jp/animals_t/%E3%83%8F%E3%83%A4%E3%83%96%E3%82%B5/
・時速300キロ:山陽新幹線:のぞみ
出典:https://www.tetsudo.com/report/391/
もはや鳥の飛行スピードと同じとは!
しかもハヤブサは鳥類の中でも屈指のスピードを誇る鳥。(上には上がいますがここでは長くなるので割愛します)
空から見える景色も鳥と同じ目線ということでしょうか。
垂直落下に至っては新幹線と同じスピードだそうです。
このスピードになると、同じ高さで目で追える景色は速過ぎてほとんどのものが「線」にしか見えないですよね。
このスピードで地面に向かっていくわけですから落下の最中に気を失ってしまいそうです。
どうやって着地するの?
地上800メートルくらいでパラシュートを開く→ゆっくり降下→着地
「ここまで来れば地上も見えてきてほっと一息」というわけにはいかないようです!
パラシュートが開くタイミングがずれたり着地点を間違えたりすると命に関わることも!
子供の頃に、遠足から帰ってきたあと先生に、「帰るまでが遠足だから気を抜かないように!」と解散する時に言われた記憶があります。
スカイダイビングも「無事に着地するまでがスカイダイビング」と言えるのかもしれません。
ベースジャンプってなに?
ベース=BASE
B「ビルディング(建築物)」A「アンテナ(塔)」S「スパン(橋)」E「アース(崖などの自然)」出典:コトバンク
ベースジャンプとはこれらの場所から飛ぶということを意味しています。
これって文字で見ると「そんなところから飛ぶんだ〜」って思うだけに見えますよね?
実はその前段階がありまして、
それは「まずそこに登る」という工程です。
みなさんは建物の頂上や橋の上、崖などに登ったことはありますか?
そもそもそこに登ろうという発想になる人が少数だと思います。
しかし、ベースジャンプにおいてはそこは通過点であり、てっぺんに到着した時がスタートラインなのです!
日本でなかなかやる人が増えないということも頷けます。(そもそもてっぺんにたどり着ける人がどれくらいいるのでしょう😅)
ウィング・スーツを着用して飛ぶ!
ムササビのようなスーツを着用し、空中を滑空しながら前進していくスポーツです。
先ほどのスカイダイビングの落下速度といい今回のスーツの形状といい、人の能力の限界を越えると、どんどん動物に近くなっていくのでしょうか?😅
ムササビのように、「着地の際に木につかまる」というような可愛い芸当とは程遠い、命のかかったスポーツであることがわかりますね。
2つの違いは?
・スカイダイビング:パラシュート2つ+自動開傘あり、高高度から落下
・ベースジャンプ:パラシュート1つ(自分で開く必要がある)、低高度から滑空(前進)
さらに〈ベースジャンプ〉は〈スカイダイビング〉と比べて以下の特徴があります。
1.着地までの高さが非常に低い
2.崖や建造物など、周囲の障害物に非常に近いところを飛ぶことになる
3.静止した場所から飛ぶため落下速度が速くならない
出典:ベースジャンピングWikipedia
上記内容からスカイダイビングよりもパラシュートを早く開かないと、地面や障害物に激突するなど命に関わります!
障害物が多いということは、着地点が目視できない場所にあるという可能性もあり、
スピードコントロールや空間把握能力(障害物までの距離とそこに至るまでの速度など)、それらを一瞬で冷静に判断する能力などが必要になってくると感じます。
一度体感したら、同じ感覚を他のスポーツで味わうという経験はなかなかできないのではないかと思います。
それゆえ「次はどこから飛ぼうかな?」という好奇心につながっていくものと考えます。
私は登山が好きでいろんな山によく行くのですが、自然を相手にするスポーツということで少し共通点があるように感じます。(命の危険度は比べ物になりませんが)
登山においても、「一瞬の判断の迷いや油断で大怪我につながる」というところや、
「そこに行った人間にしか見れない景色を見ることができる」という点において魅力を感じるのではないでしょうか?
まとめ
久保安宏さんは〈スカイダイビング〉や〈ベースジャンプ〉の魅力について以下のように話しています。
「危険なことにあったとしても理由があったからおこる。」
これに関しては、人生のどの場面でも当てはまることなのではないかと思います。
何か自分が失敗をする時は、必ずそこに至るような結果を招く選択をしているのではないでしょうか?
逆にうまくいく場合も、自分の望ましい行動の結果の連続が成功という終着駅に連れて行ってくれるのではないかと考えたりします。
「自分は空を使ってデザインしているようなもの。」
「自分はジャンプというアートの世界に生きている。」
こちらの発言はスポーツをしているときの言葉とは思えないようなアーティスティックな内容ですね。
カメラマンをされていることや、自分の見たことのない景色を見たいという好奇心から総合すると、自らが感じた感覚を他者と共有したいというように考えられます。
一回一回のジャンプで見える景色は毎回異なるでしょうし、下手をしたらそこで人生が終わってしまうからこそ、感性が研ぎ澄まされ、そこで感じるものや見える景色がより美しく印象づくのかもしれませんね。
「最初から無理だと思えば終わってしまう。可能性を信じていくこと。」
これはスポーツに限らず、生きていく上で様々なことに当てはまる久保安宏さんの哲学だと考えます。
やったことのないことや経験したことのない事象に直面した時に、「自分には無理だ」と尻込みしてしまうことがありますよね。
その感覚自体は誰もが持ち合わせているものだと思います。
しかしながら、そこから一歩「だけどとりあえずやってみよう!もしかしたらうまくいくかもしれない!」と思って、チャレンジすることで、今まで自分が知らなかった新しい自分に出会えるかもしれません。
春の訪れを感じる今日この頃。
新しいことを始めるにはいいタイミングのように感じます。
私もやりたいと思っていたドラムと合気道とサーフィンに挑戦します!
久保安宏さんの言葉に共感された方は、これを機に【今までやりたいけどなかなかできなかったこと】に着手してみてはいかがでしょうか?
ここまでご覧いただきありがとうございました。
Tomo
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